吉備高原音楽祭2022クラシックコンサートが11月13日(日)にロマン高原賀陽総合会館にて開催されました。演奏は、吉備高原音楽祭祝祭室内合奏団 この日のために、中四国で活躍する若手弦楽器奏者で結成された室内楽団で、指揮者は江島幹雄先生、読売日本交響楽団のコンサート・ミストレス岸本萌乃加さんを迎え、~美しき吉備高原の「四季」へのいざない~と題し、2 世紀半の時を経て、ヴィヴァルディとピアソラの2 つの「四季」が演奏されました。
演奏曲紹介(パンフレットより)
『2つの四季 情熱と官能』いわずと知れたヴィヴァルディの『四季』は、優美に輝く「春」、うだるような暑さと天候の変化を見事に表現した「夏」、収穫を祝う「秋」、凍てつく「冬」と標題音楽の醍醐味を堪能できる最高傑作。読売日本交響楽団コンサートミストレス岸本萌乃加のヴァイオリンの音色で聴き手を四季のうつろいに誘います。20 世紀アルゼンチンを代表する作曲家、バンドネオン奏者のアストル・ピアソラ。1969年に書かれた『ブエノスアイレスの四季』は「タンゴの革命児」ピアソラならではの官能的で陰影のあるグルーヴ感に満ちた作品です。なお、もともとバンドネオン、ヴァイオリン、ギター、ピアノ、コントラバスという編成による作品ですが、P. ヴィーンハルト編曲によるヴァイオリンと室内オーケストラ版で演奏します。ヴィヴァルディとピアソラの250年の時を経て、情熱と官能で迫る祝祭室内合奏団の「2つの四季」にご期待ください。